グッピーは手軽に飼え、繁殖も容易にできるので、人気の熱帯魚です。
私は長くグッピーを飼っていますが、ずっと生き続けているような錯覚があります。
でも、個体には寿命があり、それほど長くはありません。
グッピーの寿命
グッピーの寿命は、だいたい1年から1年半です。とても短いですね。
産まれてから5か月ぐらいで繁殖できるようになり、メスが産む仔の数は、数百匹に上ります。
短い一生の間に、たくさんの仔を産みます。

仔を産むエネルギーは、小さなグッピーにとって大きな負担となります。
この負担の大きさが、寿命の短さになっているといえます。
グッピーを長生きさせるコツ
仔をたくさん産むことが、寿命の短さになっているグッピー。
長生きさせたいけど、繁殖も楽しみたい。
できるだけ長生きさせながら、繁殖を楽しむ。これが、グッピーライフの醍醐味です。
水温を低めに設定する
水温が高くなると、グッピーは活発に活動します。成長が早くなり、結果として寿命が短くなります。
飼育に適した温度は26度だといわれていますが、それよりも少し低めに設定すると、成長が遅くなり、寿命が長くなります。
ストレスを少なくする
個体数
グッピーは縄張り意識が強く、水槽の中が混雑しているとストレスを感じます。
たくさんのグッピーが群れて泳いでいると、その美しさに見とれますが、グッピーたちにとってはストレス満載です。
60cm幅の水槽なら、20匹程度が快適な環境です。

水流
グッピーは、模様のついた大きなひれが特徴です。
グッピーはひれが大きすぎるため、泳ぎが得意ではないため、水流があるところではストレスを感じます。
ろ過器やエアポンプは、水流のできにくいものを使ってください。

水質
グッピーは強い魚で、飼いやすい熱帯魚です。
しかし、水温の変化や水質の変化は、ストレスとなります。
水温や水質の変化が起こりにくい、大き目の水槽で飼いましょう。
小さな水槽では、水温の変化で全滅することがあります。